|
α(アルファ)は、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラのブランドおよびそのシリーズである。 ミノルタが開発し、コニカミノルタを経て、現在はソニーが引き継いで展開している。 == 概要 == 1985年にミノルタが開発し、商品展開を行った。第一号はα-7000である。実質的に世界初のオートフォーカス機能を搭載したシステム一眼レフカメラであった。 その後ミノルタはコニカと経営統合を行いコニカミノルタとなったが、カメラ事業が新会社に移行するとともにαブランドも新会社へ引き継がれた。 2005年、ソニーはαマウントを採用したデジタル一眼レフをコニカミノルタと共同開発するとの発表を行なった。ソニーは撮像素子を製造していることもあり、コニカミノルタの光学技術との融合が期待された〔コニカミノルタフォトイメージング株式会社とソニー株式会社レンズ交換式デジタル一眼レフカメラの共同開発で合意〕。またソニーはカール・ツアイスと協業していることもあって交換レンズがどのように展開されるかが注目された。 2006年1月、コニカミノルタは不採算事業のリストラを理由〔カメラ事業、フォト事業の終了と今後の計画について(2006年1月19日)〕にカメラ事業からの撤退を発表した。ソニーにカメラ開発に必要な技術、国内及びマレーシア工場の移管と約200人のカメラ技術者の異動が行なわれた。同時にコニカ・ミノルタ・コニカミノルタのカメラサポートをソニーが担当〔ただし2010年4月以降はケンコー・トキナーへ移管された。。移管に伴い部品の再生産は終了し、部品在庫の払拭により修理不能モデルが発生している。〕することとなり、これによりコニカミノルタのカメラ事業は幕を閉じることとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Α (カメラ)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sony Alpha 」があります。 スポンサード リンク
|